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地下鉄風

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カテゴリ:ほん( 486 )

まおまお

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東山彰良「流」読了。

1970年から80年代の台湾を舞台とした青春小説。

すいすい読めるリーダビリティに、知ってるようで知らない台湾の風習に興味をそそられる。

期待以上でも以下でもない良作ってところ。

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by aikiki2001 | 2017-08-28 20:53 | ほん | Trackback | Comments(0)

美文

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連城三紀彦「顔のない肖像画」読了。



充実した短編集。どんでん返しのキレが特徴だが、表題作のような妖しい雰囲気と緊張感がたまらない。

話作りもうまいが、それ以上に美文家なんですな。

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by aikiki2001 | 2017-08-04 22:02 | ほん | Trackback | Comments(0)

読まにゃならんよな。

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斎藤美奈子「文庫解説ワンダーランド」読了。

文庫解説をさらに解説する評論。

そういうひねくれた企画はツボ。そこそこ狙いは当たっていて、本体とは別の良し悪しがあり、名解説や迷解説に興味がひかれる。

しかしまあ、本体を読んでる方が楽しめるのが確実で、もうちょい本体読まにゃならんよな。

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by aikiki2001 | 2017-07-31 21:39 | ほん | Trackback | Comments(0)

草葉の陰から

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法月綸太郎「挑戦者たち」読了。

本格ミステリにちょいちょい見られる読者への挑戦。小説世界を離れて、作者から読者への語りが入る少し違和感のある形式なのだが、そこのパロディを99個並べた実験作。

元々こういうのは好物だが、本作はなかなか上出来の逸品。技術の高さもあるが、まず本格を相当数読んでないと出来ない仕事である。

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by aikiki2001 | 2017-07-19 21:39 | ほん | Trackback | Comments(0)

漫画原作の小説化だそうな

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高田郁「ふるさと銀河線」読了。

現代もの短編集。時代モノとタッチは同じ。人情の機微、前向きで爽やかなラスト。

なかなかの良短編集。現代ものがどうかというより、短編の方が合ってるのかも、と思える。何書いても上手いですな。

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by aikiki2001 | 2017-07-08 20:36 | ほん | Trackback | Comments(0)

ボードゲーマー観点

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ジョン・ハンター「小学4年生の世界平和」読了。

クラス生徒全員が利害関係の異なる国の指導者役を受け持ち、国際的な諸問題を全て解決せよ、というゲームを語る。

どんな展開になっても、ゲームを通じて協調性が育っていく、と言うことが繰り返し語られる。

非常に優秀な教育ツールだと分かるが、それより、かなり良くバランスが練られたゲームに興味がわく。

もっと限定的でバランスにも疑問を感じるモノポリーだって、交渉にこそ妙味がある。

多人数ボードゲームの楽しさが少し伺える本。ゲームのリプレイ記録が欲しい所である。
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by aikiki2001 | 2017-07-08 14:20 | ほん | Trackback | Comments(0)

竜崎で解決

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今野敏「自覚」読了。

竜崎以外の視点で描くスピンオフ短編集。

難しい事態が終盤、竜崎の登場であっさり解決、という王道パターン。

あっさり味だが、すっきりしてて気持ち良い。むしろ、この形の方が竜崎の特徴が出て良いのかもしれない。

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by aikiki2001 | 2017-05-18 21:43 | ほん | Trackback | Comments(0)

お笑いを私小説文学で語る

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又吉直樹「火花」読了。

お笑い芸人だからこそ描ける、お笑いと芸人像。芸術家と職業、天才と凡才、プライドと生活といった葛藤をテーマに想いを吐露して芥川賞。

いいんじゃないですか?凄いとまでは言わないまでも、なかなか熱い話聞いたな、ってな気分になるし。

その後のピースや綾部の迷走?がちらつく、タレント本要素もあるが、これはこれで立派な佳作ですな。

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by aikiki2001 | 2017-04-10 00:25 | ほん | Trackback | Comments(0)

短く語る技術

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フェルディナンド・フォン・シーラッハ「罪悪」読了。

「犯罪」と同じく、弁護士が語る犯罪者、容疑者の実話風話。

短編の他、ショートショートくらいの小話が続き、全体としても短いが、印象的で多彩。質が高い。

もっと量産してくれても付いていきます。

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by aikiki2001 | 2017-04-07 17:10 | ほん | Trackback | Comments(0)

エリスンってまだ現役ですって!

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ハーラン・エリスン「死の鳥」読了。

日本版オリジナル短編集。半分くらいは再読だが、全部忘れてた。そして、半分くらいは何のこっちゃ分からんまま読み終る。

でも分かるものはカッコいい。「俺には口がない、それでも俺は叫ぶ」なんて、無茶苦茶なタイトルだが、その状況が具現化されて、そのどうしようもない感覚が語られるのだよ。スゴいじゃない!

改めてエリスンすげーな、と思った次第だが、まだ現役作家で新作も書いてるとの事。ぜひエヴァとセカチューのパクりに一言物申して頂きたい。

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by aikiki2001 | 2017-03-11 18:11 | ほん | Trackback | Comments(0)