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地下鉄風

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タグ:エンターテインメント ( 64 ) タグの人気記事

高値安定ルメートル

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ピエール・ルメートル「天国でまた会おう」読了。

これは普通小説。だが、サスペンスで駆け抜ける感じは他のミステリと共通の味。
すかっと爽やか、ではないがやや明るいとぼけた雰囲気もある悲劇というところか。
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by aikiki2001 | 2016-04-17 15:20 | ほん | Trackback | Comments(0)

カイジの原型

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阿佐田哲也「ドサ健ばくち地獄」読了。

麻雀と手本引で敗れ去るばくち打ちを綴るだけの話。
だんだん話がインフレーション、ボス登場といった起伏もあまりない。主人公の密度も薄い。

ばくちの熱さとむなしさを描くというとカイジと変わらないが、より単純でより高尚とは言えるだろう。

ただ、肝心の手本引には何か技術があるとは思えませんな。どんなに心理戦を語ろうが、やっぱ前の目に関連性を見出すのは勘違いで、偶然だけのゲームですわ。ルーレットとか宝くじと本質は同じ。

やるんだったら、少しなりとも技術のあるポーカーやブラックジャックでしょう。

と言いながら、実際やるのは競馬。ばくちというより、お金使って応援する方ですな。
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by aikiki2001 | 2016-01-03 21:39 | ほん | Trackback | Comments(0)

福笑

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西加奈子「ふくわらい」読了。

社会に馴染めないで苦労している個性派の人たちで紡ぐ物語。不器用でも頑張って正直に生きるのは素敵だな、って思うお話。特にレスラーがいいやね。
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by aikiki2001 | 2015-12-18 20:56 | ほん | Trackback | Comments(0)

漁港肉

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西加奈子「漁港の肉子ちゃん」読了。

初西加奈子だが、なるほどこれは評判になるなあと思う。
話自体は母子家庭のちょっと良い成長物語、といった所だが、肉子ちゃんのキャラが非凡。すごおおおおぃ。
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by aikiki2001 | 2015-10-24 09:41 | ほん | Trackback | Comments(0)

まじめ

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三浦しをん「舟を編む」読了。

辞書作り挑む編集者たちの群像劇。
好きであっても無くても、まじめに根気よく仕事に打ち込む姿は素晴らしい、と思えるお話。

必要あるかといえば特に無いけど、辞書買ってみようかと思う。
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by aikiki2001 | 2015-05-31 08:12 | ほん | Trackback | Comments(0)

バリバリ読める太平洋戦争史

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百田尚樹「永遠の0」読了。

太平洋戦争史を証言者のリレーで語る物語。それぞれのおじいさんがそんなに語りが上手いはずはないが、リーダビリティ抜群のお話になっている。

そして、ミステリ的な仕掛けもきっちりハマった感動のラストを迎える。

あんまりケチを付ける気はしないが、どう書いても近代の戦争モノは気に食わない人が出るだろうなあ、と余計な心配をしながら読む、という読み方をしてしまうのである。
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by aikiki2001 | 2015-02-23 21:30 | ほん | Trackback | Comments(0)

習作でも秀作

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伊坂幸太郎「クリスマスを探偵と」読了。

電子書籍で短編1つ売り。

語るほどの特別な短編ではないが、ちゃんとした売り物にはなってると思う。
小話の上手さが光る。

長編でも小話を積み上げてちゃんと面白いが、本質的には短編職人なんだろうな。
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by aikiki2001 | 2014-10-07 23:13 | ほん | Trackback | Comments(0)

傑作中1小説

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森絵都「クラスメイツ」読了。

中1の1クラス24人の1人称リレー小説。ちょうど1年分。

相当出来の良いヤングアダルト作品。しみじみと心地よい小さな感動ポイントがいっぱいである。

特に、虫好き少年と不登校少女のくだりは良いです。
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by aikiki2001 | 2014-09-02 22:48 | ほん | Trackback | Comments(0)

フランクリン

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池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」読了。

中堅企業の野球部をテーマに、だけどどっちかというと企業が勝ってるお話。
話の骨格はおおむね同じだが、ちゃんと面白く読ませる作家かな。
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by aikiki2001 | 2014-03-01 21:16 | ほん | Trackback | Comments(0)

アヴァロンヒル将棋

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貴志祐介「ダークゾーン」読了。

理由も分からず将棋風のゲームを戦わされるお話。
初期の傑作「クリムゾンの迷宮」を思わせる設定だが、内容的には、迷宮でもなく、将棋でもない。

解説にもあるが、”カイジ”とか”ライアーゲーム”に近い。オリジナルゲームのルールから、徐々に勝ち方を模索してゆく過程がなかなかスリリングで面白い。

しかし、その背景の暗いお話は著者らしいが不要な気もする。
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by aikiki2001 | 2013-09-29 20:42 | ほん | Trackback | Comments(0)