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地下鉄風

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タグ:伊坂幸太郎 ( 18 ) タグの人気記事

習作でも秀作

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伊坂幸太郎「クリスマスを探偵と」読了。

電子書籍で短編1つ売り。

語るほどの特別な短編ではないが、ちゃんとした売り物にはなってると思う。
小話の上手さが光る。

長編でも小話を積み上げてちゃんと面白いが、本質的には短編職人なんだろうな。
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by aikiki2001 | 2014-10-07 23:13 | ほん | Trackback | Comments(0)

機関車トーマスってどんな話?

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伊坂幸太郎「マリアビートル」読了。

東北新幹線内で行われる戦い。結構な人が死んでしまう点はあんまり好きじゃないが、いつもどおりに小話が冴える。

このこじゃれた語りは著者ならではの美点。あとは、もう少し単純な筋にしてくれたらなと思う。

あと、今回はあっさり仙台を素通り。こんな事は初めてでは?
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by aikiki2001 | 2010-12-07 22:19 | ほん | Trackback | Comments(0)

a family

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伊坂幸太郎「オー!ファーザー」読了。

息子1人に父親4人。妙な設定が効いているかというと、そうでも無い気はする。だが、軽い語り口はいつもどおり冴えていて、すっきりさわやかな変なお話。

全く、著者らしい水準作。
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by aikiki2001 | 2010-08-06 22:04 | ほん | Trackback | Comments(0)

不思議なお話すぎる

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伊坂幸太郎「SOSの猿」読了。

良く分からないが、部分部分は素敵な要素のつまったお話、なのだと思う。

ちょっと不思議でとぼけたような語りなのだが、現代社会の芯に近いところを突いてるエンターテイメント小説、なのだと思う。

もう少し分かりやすく書いてくれればなあといつも思う。
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by aikiki2001 | 2010-04-24 11:44 | ほん | Trackback | Comments(0)

楽天は仙醍キングスほど弱くない

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伊坂幸太郎「あるキング」読了。

天才バッターの半生を描く物語、なのだが、かなり異色である。

ちょっと不思議とかちょっと未来の仙台を舞台にするのは著者のいつものやり口なのだが、今回のはかなり不思議。ほとんどホームランとか「王」についてとか「おまえ」で語る二人称叙述とか、ちょっとやりすぎて空まわりしてるように思う。

とは言え、語り口の上手さは相変わらずなので、ダメではない。打率5割くらいで普通に書きゃいいのになと思うのである。
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by aikiki2001 | 2009-10-01 21:25 | ほん | Trackback | Comments(0)

無責任歯車

モダンタイムス (Morning NOVELS) | Excite エキサイト ブックス > 書籍情報

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伊坂幸太郎「モダンタイムス」読了。

国家という複雑なシステムに個人がどう立ち向かうかという、ゴールデンスランバーと似たようなテーマのお話。

国家論とか政治の話になると、どうも青臭さとかむずがゆさを感じてしまうのだが、語り口はいつもどおりの伊坂節。登場人物がそれぞれ個性的で魅力的だと思う。

その個性的人物ですらほとんど歯が立たないシステム化された社会になる前に、なんとかせにゃならんとは思うが、答えの無い問題という気はしてしまう。
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by aikiki2001 | 2008-11-15 13:09 | ほん | Trackback | Comments(0)

やっぱ伊坂って良いな

ゴールデンスランバー | Excite エキサイト ブックス > 書籍情報

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伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」読了。

首相暗殺の罪を着せられて逃げる男の物語。

冤罪どころか、国家機関に犯人に仕立て上げられているという最悪の状況。ここまで酷い状況が日本にあるとは思わないし、思いたくはないので設定としてはあまり気分が良くない。

しかし、この文章のひょうひょうとした小気味よさはいつもながら素晴らしい。著者の作品の中で飛びぬけて良いとは思わないが、やっぱ伊坂って良いなと再確認した次第。

伏線の王様…褒めすぎかしら?
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by aikiki2001 | 2007-12-23 23:05 | ほん | Trackback | Comments(2)

コンソメよりは塩味!

読了「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎。

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伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」読了。

あいかわらず上手い。知的でとぼけた感じの会話が素晴らしい。
特に「ポテチ」が良いと思う。
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by aikiki2001 | 2007-04-07 10:23 | ほん | Trackback | Comments(0)

キレのある用語例

「陽気なギャングの日常と襲撃」 祥伝社

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伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」読了。

軽妙な会話と展開で進むシリーズ第二弾であるが、なんだかこのシリーズはうまく乗れない。人物を把握できないうちに読み終えてしまった感じ。悪い感じは無いけどなんでかな?

話とはそれほど関係ないが、各章の頭に置かれたキーワードの説明が秀逸。広辞苑の引用かと思うと、この小説の中だけの説明があったり、ポケットジョーク風の文例があったりと多彩で楽しい。

このしゃれた知性こそ伊坂幸太郎の特質だと思う。
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by aikiki2001 | 2006-07-16 22:34 | ほん | Trackback | Comments(0)

フールとシール

伊坂幸太郎『終末のフール』

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伊坂幸太郎「終末のフール」読了。

地球滅亡を前にした人々の行動を描くっつーのは、SFの1つのパターンであり、せつないお話を作りやすい設定ではある。滅亡前夜等ではなく、あと三年という時期を選ぶあたりが著者らしいと思う。

あからさまなお涙ちょうだいの物語にしないで、ソフトに深い思いを描いていてなかなかの好作。

連作短編の中では特に表題作と太陽のシールがよろしい。
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by aikiki2001 | 2006-05-07 20:56 | ほん | Trackback | Comments(0)