JT将棋日本シリーズ1回戦
JT将棋日本シリーズ岡山大会を見に岡山市民会館に行く。
郷田九段対木村七段というカード。
ずいぶん前に名古屋で藤井ー加藤戦を見たことがあり、その時はかなりの人出で、かなり後ろにしか座れなかったのだが、今回はなんと一番前。すぐそこに郷田と木村がいて、畠山鎮も古河も大庭妹もはっきり見える。JT杯も盗んで帰れそうなくらいな場所である。
日本シリーズの中では最も地味な部類のカードではあるが、内容はなかなか面白かった。
ちょっと変わった出だしの相掛かりから、2転くらいして互いに攻め合う展開。木村の中原囲い
を竜で挟んでごちゃごちゃの駒取り合いの末、郷田の勝ち。
解説の畠山が突かれた端歩を取れなきゃ破門とか、これを受けたら破門と言ってたのに対し、感想戦で木村が受けたら破門だから指せませんでしたと答えたのはなかなかのリップサービスだと思った。
あと、前座の小学生の異常な早指しと郷田の気の入ってない無い握手会が印象に残った。
おまけ
岡山城の金しゃちは妙に安っぽいと思う。