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地下鉄風

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流れ流れて…

『安徳天皇漂海記』 マルコの冒険

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宇月原晴明「安徳天皇漂海記」読了。

壇ノ浦で死んだはずの安徳天皇が流れ流れて大暴れ…かと思ったら、そんな話ではなかった。

渋く美しい幻想譚。なんとなく乗れず。
平家物語の冒頭はやっぱりカッコいい。そのくらい。
by aikiki2001 | 2006-10-29 21:54 | ほん | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from 粗製♪濫読 at 2006-10-30 06:09
タイトル : 『安徳天皇漂海記』 マルコの冒険
著者:宇月原晴明  書名:安徳天皇漂海記 発行:中央公論社 怪異度:★★★★☆ 山本周五郎賞受賞。ダカーポ誌上でかの豊崎・大森コンビが一押し。 <源実朝は鎌倉3代将軍ではあったが、実権は北条氏に握られ、和歌の世界の人となっていた。ある日、実朝は従者の若者とともに江ノ島の洞窟に導かれ、壇ノ浦に沈んだはずの安徳帝が琥珀に包まれた姿で存在することを知る。時・所は移ってクビライ・カーンに仕えるマルコ・ポーロ。マルコは帝のその不思議な話を聞き知っていたが、滅び行く南宋の少年皇帝の元で実際に安徳...... more
Commented by bibliophage at 2006-10-30 06:15
こんにちは。
TBありがとうございました。
この本の感想、将棋ファンなところなど、共感できるところが多くて
(勝手に)喜んでいます。またお邪魔いたします。
Commented by aikiki2001 at 2006-10-30 07:38
こんにちは。コメントありがとうございました。
ちなみに読んだきっかけはメッタぎりリターンズでの大森望の書評なので、入り口も同じなのでしょうね。
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