9月1日 「文学賞メッタ斬りリターンズ」
大森望/豊崎由美「文学賞メッタ斬り!リターンズ」読了。
前作以降、2年分の芥川賞・直木賞選考のメッタ斬り+アルファ。あいかわらず、ダメなモノはちゃんとダメと言う正しい書評本である。このまま2年毎に続編が出るのなら、買って読むと思う。
芥川賞・直木賞受賞作読むより、この2人の評価の方がよっぽど信用できるだろうと思うが、本当の所はどうだろうか?ある程度、数読まないと判らないなあ。まず、50代のおっさんのように、文芸春秋買って受賞作と選評を読んでみるのが良いかもしれない。
とりあえず、評価の高い
堀江敏幸「雪沼とその周辺」
町田康「告白」
橋本治「蝶のゆくえ」
宇月原晴明「安徳天皇漂流記」
あたりを読むとするか。